加工用途の農業
香酸かんきつとは、一般的なみかん類と違って酸味が強く、生食にむかない柑橘類を指す。 レモン、ゆずやすだち、などが主なものだ。 各地にさまざまなものがあるらしい。これらを加工して、という話。
柑橘類の加工で見かけるのはこのあたりだろうか。
■果汁にする→ジュース、ドレッシング類（ドレッシング、ポン酢、つゆなど）、アルコール飲料向けシロップ ■煮る→ジャム、ピール、ペースト ■その他→調味料（ゆずこしょう、ゆずスコ）
結構な量が必要なので、生産者を増やす取り組みが必要だ。 加工は単価が安いので、といってむやみに嫌うだけでなく、産業として育てていく方法もあるだろう。 加工施設などができれば、農業だけでない雇用が発生する。
このパターンも農業の新しいかたちのひとつになりうるだろう。
