農業への融資
農業を始めるにはお金がかかる。 ちょっとトマトをビニールハウスで栽培しようなんていっても、 あっという間に3〜4千万円は必要になる地域もある。 すぐ返せるかと思うとぜんぜんそんなこともなく、天候リスクへの備えもできない。 売上を大きくするためにまわりのものを集めて販売代理をしたり、加工したり…というのが六次産業化のきっかけになるが、 売上額はおおきくなるけれど、結局は利益が残らない。というか負債しか残らない。
少々古い記事だが、状況は概ね変わらないといっていいだろう。 style.nikkei.com
どうしてこの状況に融資するのか。 それなら、地域の味噌醤油屋や食品加工業に農畜産物に合わせる何かを開発するよう促せばいいのではないか。 どこでも親の事業を継ごうとする者がいるだろうに。